
【翻訳の部屋】S・キング推理作家協会賞受賞記念!「メタル文芸」まさかの第2回!
17/12/2025 | 51 mins.
栄えある推理作家協会賞・翻訳部門をスティーヴン・キングの傑作『ビリー・サマーズ』(白石朗訳)が受賞したのを記念して、まさかの「メタル文芸」が復活! ボンクラメタラーズ・ナガシマとタカハシが、キングにまつわる音楽ネタを無駄に暑苦しくしつこく語ります。リスナーの皆さんはどこまで耐えられるのか、そして鬼編集長の忍耐はどこまで続くのか⁉ メタルと文学の強引すぎるマリアージュをお楽しみください。※ご紹介した楽曲はこちらのspitifyのプレイリストからお聴きいただけます。

【5分で聴く♪文春新書】小林順二郎著『血管年齢』
15/12/2025 | 18 mins.
日本人の死因第1位は何でしょうか。そうです。「がん」です。2023年には24.3%ががんで亡くなっています。第2位が「心疾患」。第3位が「老衰」。第4位が「脳血管疾患」と続きます。ここで気が付かれた方もいるでしょう。そうです。第2位の「心疾患」と第4位の「脳血管疾患」は、ともに血管に関係する病気です。順位は下がりますが、腎不全や大動脈瘤や解離などもそうです。これらを足し合わせると、じつに24.5%が血管の病気で亡くなっており、がんを超えてしまいます。つまり、私たちの寿命にもっとも大切なのは、血管の健康を保つことなのです。しかも、がんは予防が難しいのに対し、血管の老化は予防することができる。そこが重要です。その方法を懇切丁寧に教えてくれるのが『血管年齢』です。心臓外科の権威、小林順二郎先生(国立循環器病研究センター名誉病院長)が、一般読者にもわかりやすく説明してくれます。(聞き手:吉地真・文藝春秋新書・ノンフィクション担当)

【話題作🎧試し聴き】『ヨシモトオノ』(著・吉本 ばなな/朗読・大内 櫻子,林 祐人)
12/12/2025 | 6 mins.
吉本ばなな×「遠野物語」が人生に光を灯すヨシモトオノとは、吉本ばなな×「遠野物語」!日常にふと口をあける世界の裂け目。生と死の境界がゆらぐとき——心に小さな光を灯す物語たち。 天井の木目に小さな顔があった。何度見ても顔だった。知らないおじさんの顔。 木目って人の顔に見えるよなあ、小さいときも風邪を引くと木目がいろんなものに見えたな、と思ったら、そのおじさんがにやりと笑った。こちらの考えを見透かすように。(「思い出の妙」より)民俗学者・柳田國男が地方の不思議な伝承を集めた不朽の名作「遠野物語」。これは「不思議と言えば不思議で、そうでもないと思えばそれっきり忘れてしまう」小さなエピソードを集めた「吉本ばなな版遠野物語」!オーディオブック『ヨシモトオノ』のお求めはこちらから。

【+BOOK TALK】本格短編ミステリの“神”が明かす推理小説の書き方
10/12/2025 | 43 mins.
12月に文春文庫発売となった大山誠一郎さんの『死の絆 赤い博物館』。短編ミステリとして高い人気を誇り、ドラマ化もした「赤い博物館」シリーズの最新作です。大山さんは国内でも珍しい「本格短編ミステリ」の旗手としてこれまでに多数の作品を発表しており、なんと中国では「短編ミステリの神」として大きな注目を集めています。 今回は、そんな大山さん直伝の「短編ミステリの書き方」をはじめ、膨大な数のミステリを読まれてきた大山さんが太鼓判を押すおすすめ作品をご紹介していただきました。聞き手は文春文庫部部長であり、文春きっての“ミステリ通”石井一成。「大学サークルの先輩後輩」という意外な関係の大山さんと石井のやりとりを存分にお楽しみください。※こちらの番組の動画は「文藝春秋PLUS」でご覧いただけます。

【翻訳の部屋】病気を“治す”ウイルスとは!?『善良なウイルス』
08/12/2025 | 31 mins.
インフルエンザの季節、みんなの嫌われ者「ウイルス」にも「善良」な奴がいる? 病原菌を倒して病気を治すウイルス「ファージ」のすべてを語りつくした科学ノンフィクション『善良なウイルス』(トム・アイルランド著、野中香方子訳)の面白さを、ミステリ王ナガシマが担当タカハシに素朴な疑問から聞いていきます。理科に苦手意識があっても大丈夫!



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