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- 痛いのは疲れる、そして孤独だ――
潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。
絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平
・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ
・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ
・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ
・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由
・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc.
なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう?
「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
オーディオブック『痛いところから見えるもの』のお求めはこちらから。 - 今回「+BOOK TALK」取り上げるのは、今から50年前の1975年、のちに経済企画庁長官も務めた小説家・堺屋太一さんが世に出したデビュー作、『油断!』です。
この小説がこのたび、文藝春秋から復刊されました。中東で大きな戦争が起き、ホルムズ海峡が封鎖され、日本の経済はどう変わってしまうのか――。これは2026年の現在、我々が直面している問題に驚くほど似ています。ある種の“予言”的な内容となったこの小説を取り上げました。
その解説をお書きになったのが、ゲストにいらした元経済産業大臣で衆議院議員の齋藤健さんです。堺屋さんは残念ながら2019年に他界されていますが、今回は解説を書かれた齋藤さんに、小説の凄さをご紹介いただきつつ、日本が直面するエネルギー問題などについてもご解説いただきました。
※この番組の動画は「文藝春秋PLUS」でご覧いただけます。 - 本を愛し知識を欲する村人たちを描く!
文政5(1822)年。月に1回、城下の店から在へ行商に出て、
20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る本屋の「私」。
上得意先のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は
近頃、孫ほどの年の少女を後添えにもらったというが、
彼女に何か良い本を見繕って欲しいと言われ――
用意した貴重な画譜(絵本)が、目を離した隙に2冊なくなっていた。(本売る日々)
江戸時代の豊かさは村にこそ在り、と考える著者が、本を行商する本屋を語り部にして
本を愛し知識を欲し人生を謳歌する
人びとの生き生きとした暮らしぶりを描いた中編集。
オーディオブック『本売る日々』のお求めはこちらから。 - 文芸系の佇まいを見せながらも実はしっかりミステリ!? ワシントン・ポスト他の「年間ベストブック」に選ばれたレベッカ・マカーイ『あなたに訊きたいことがある』(中谷友紀子訳)。ひそかに話題を呼んでいる一冊です。
数十年前に寄宿学校で起きた、学年一の美少女の殺人事件。時を経て母校に教員として戻ってきた主人公はその真相を追い始める……。ミステリ王ナガシマも驚嘆した、骨太の文芸的筆致にクリスティーのごとき仕掛けを施した好著の深遠な魅力とは。素敵な装丁・造本もプレシャスな、書棚にそっと収めておきたい本作について一生懸命語ります。
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毎週月・水・金曜日に配信! 文藝春秋で刊行される書籍、文芸誌を中心に、書籍に関するさまざまなお話をお届けします。
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