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ののラジオ〜名作文学を朗読で〜

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  • 若山牧水『樹木とその葉』より「酒の讃と苦笑」
    若山牧水が、お酒について「短歌をどんどん並べていくが、途中でちょっと普通に喋る」という、ちょっと変わった形式の作品です。 初っ端から「それほどに うまきかとひとの問ひたらば 何と答へむ この酒の味」から始まり、お菓子や水とは違った味わいについて論じ始めます。 お酒はどんな味の飲み物なのか、人間関係とお酒、洋酒と日本酒の比較、お酒は体に悪いのか......といったことを、全て短歌で表現していくのは、とても見事です! そして、例に漏れず牧水も、「結構お酒を飲んでいるんだね」ということがわかってまいります。
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    36:13
  • 大町桂月『酒に死せる押川春浪』
    日本SF界の先駆者、押川春浪。作者は、その友人である大町桂月。若くして亡くなった押川は、もしかして酒癖によって命を縮めた……!? 友人だからこそ、いいところも悪いところも知っている。生前の思い出とともに、「嗚呼 押川春浪君は逝けり」「偉なるや春浪君、君の肉体は朽つることあるも、君の精神は死するものにあらず」と、美しく力強い文体で綴られた愛情と悲しみを、歌い上げるような朗読でお届けます。
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    45:57
  • 宮本百合子『三鞭酒』
    友人2人とホテルの食堂にでかけた「私」。ガラガラの店内に退屈を感じながら食事をしているところに、中年のアメリカ人と思われる男女が1組入ってくる。なんとなく気になって観察をしていると、男性がシャンパンを注文し…? 不謹慎ながらも共感してしまう、戦前のとある日常。
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    42:40
  • 太宰治『禁酒の心』
    新シリーズ「酒の随筆集」の第1弾! 「私は禁酒をしようと思っている」から始まる、太宰治の禁酒?エッセイ。酒と人間の哀しい関係を、太宰独特のユーモアと自嘲を交え、時に滑稽に、時に鋭く描き出します。配給酒を巡る人々の哀しいまでの執着、酒場での醜い争い…。禁酒するといいながら、アンタ完全に酒飲んでるだろ!といいたくなるような、人間の弱さと欲望を炙り出す、太宰文学の魅力が詰まった一作です。
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    37:02
  • 海野十三『千年後の世界』
    1940年から1000年後に冷凍睡眠から目を覚ました科学者フルハタ。 棺のなかでひとり目を覚ました彼の元にやってきたのは、全裸の女教授!? 1000年後の世界で、フルハタは何を見るのか。 今回は、ののラジオで初めて、回し読みの状態で作品をつくりました。 次々変わる配役で、演者の個性をお楽しみください。
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    57:20

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About ののラジオ〜名作文学を朗読で〜

名作文学をラジオドラマ仕立ての朗読でお送りします。朗読のあとには、作品についてあれこれ気ままなトークを展開します。
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